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オードナンス BL 12ポンド 6cwt砲(Ordnance BL 12 pounder 6 cwt)は、イギリス陸軍王立騎馬砲兵が使用した野砲で、オードナンス BL 12ポンド 7cwt砲の軽量版である。cwtは砲身の重量を示し、1 cwtは112ポンド(51 kg)であるため、6 cwt砲の砲身重量は概ね672ポンド(305 kg)に相当することになる(実際には656ポンド)。 ==歴史== 1891年に実施されたインドでの騎兵大演習において、オードナンス BL 12ポンド 7cwt砲は騎馬砲兵用としては砲車が複雑すぎ、埃に弱いという問題が発覚した〔Hall, December 1972〕。また、戦闘において騎兵を援護する騎馬砲兵用としては重すぎることも判明した。 このため、1892年には軽量でより強力なコルダイト火薬を使用するオードナンス BL 12ポンド 6cwt砲が開発された。砲身長は7cwt砲から18インチ(460mm)短くされ、軽量で簡便な砲車を使用し、1894年から王立騎馬砲兵隊への配備が開始された。1899年には簡単な後座吸収装置が追加された。より近代的なオードナンス QF 15ポンド砲が1901年に採用されると、BL 12ポンド 6cwt砲はイギリス軍では時代遅れとなり、1905年からはオードナンス QF 13ポンド砲で置き換えられた。 初期のNo.56信管は調定可能な時間が最長13秒と短く、榴散弾の爆発距離は3700ヤードが限界であった。No.57「青」信管が第二次ボーア戦争から導入され、最長5800ヤードに調定できるようになった。第一次世界大戦時には最大射程6000ヤードとなっている〔Hogg & Thurston 1972〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オードナンス BL 12ポンド 6cwt砲」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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